ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人に届けるために。

 

 私は1973年に徳島県・旧木頭村で生まれ、高校卒業と同時に徳島県を離れ、大学3年時に事業を始めました。私が創業したこの株式会社メディアドゥは2013年、私が40歳の時に株式を公開し、2016年に東京証券取引所市場第一部に市場変更致しました。

株式会社メディアドゥは、電子書籍事業を行っているほぼ全ての日本の出版社と、ほぼ全ての電子書店と直接契約し、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人に届けること。」を事業理念に電子書籍の卸を行う、電子書籍流通事業を行っています。

 20173月、徳島県内で約50年の歴史を持つシステム開発会社、テック情報株式会社とその子会社である株式会社徳島データサービスと3社で、メディアドゥの子会社となるこの「株式会社メディアドゥテック徳島」を設立致しました。

 

 親会社であるメディアドゥは東京にあり、様々な事業機会を創出しながら、ITや企業戦略マネジメント等の最先端の情報に常に触れています。メディアドゥは上場後M&Aを積極的に行うなど、グループとして急速に規模が拡大しました。201791日にはメディアドゥグループ全体の最適化や、グループ全体としてのポテンシャルを最大限に活かすことを目的にグループ全体を統括する持株会社体制に変更し、株式会社メディアドゥホールディングスとして再スタートします。今回、メディアドゥグループとして徳島に当子会社を設立するに至ったのは、そういったグループの全体戦略の一環となります。

 

 東京は日本の経済の中心でもあり、何もかもを便利にこなすことが出来る環境が整っていますが全ての業務を東京のみでやっていくことには限界があります。少子化問題や、地方創生問題が多く取り上げられるようになった今、私たちのミッションである「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人に届けるため」を実現していくためには、都会の人たちだけでは無く、すなわち地方の人たちがどのような生活をし、どのようにコンテンツを利用しているのか、そしてこれからはどのようにすれば日本国内はもとより、世界においても、ひとりでも多くの人たちに本を読んで貰えるようになるのか、東京と徳島のメンバーとがコンテンツ流通事業においてそれぞれの役割を分担し、一緒に考えていくことによってはじめて実現に近づくと考えています。

 

 日本国著作権法第一条には著作物は文化の発展に寄与する”“著作物の利用と保護の調和が謳われています。

 

 ITインフラが整ってきた今、私たちの生活の中に加速度的にこのITテクノロジーが浸透したことにより、今まで出来なかった働き方が地方でも出来るようになるなど、都会や地方に関係なく、私たちには全てにおいて選択肢が広がってきました。

 これからは、今まで以上に地方が活躍できる時代になると思っています。働き方を始め私たちのライフスタイルは大きく変化を遂げ、今日においてITテクノロジーの無い生活は全く考えられません。ITが浸透した生活はより便利になり、同時に著作物の流通や利用のされ方も多様化してきました。

 

 私たちはITと著作物、都会と地方とを組み合わせ、日本国内はもとより、日本のコンテンツを少しでも多く世界に流通させることにより日本の文化を沢山の人に知ってもらうことと同時に、ITテクノロジーや智恵の発展により、多様化する働き方を都会でも地方でもしっかりと受け入れ、私たちが掲げるその理念の実現に向けて発展し続ける組織を目指します。

代表取締役社長  藤田 恭嗣